ぐんま暮らし支援センター就職相談窓口

Gターンyour turnぐんま暮らし支援(Gターン)センター就職相談窓口はJR有楽町駅近く東京交通会館8階に開設されました

6月1日時点の推定「就職活動継続」中の学生比率は8割

 昨夜も、知り合いのお母さんから、息子さんの就活相談を受けた。息子さんは東京都内の大学に通う4年生の文系学生(社会科学)。まだ内定が決まらず心配で心配で仕方なく、途方にくれて当方に電話を掛けてきたという次第だった。

 リクルートキャリア就職みらい研究所の調査(速報値)によれば、2017年卒の6月1日時点の内定率は52.4%で、5月1日時点の25.0%に比べ17.4ポイントも跳ね上がっている。キャリタスを運営するディスコの調べでも6月1日時点の内定率は、5月1日時点の29.1%から25.8%も急上昇して54.9%になっている。

 就職情報会社のモニターになる学生は所謂「意識高い系」の学生が多く内定率は高めに出るので、10%くらい引くと平均的な学生の比率になるといわれている。つまり、平均的な学生の内定取得率は4割程度と見られる。

 ディスコの調査では今後の活動予定も調査しており、内定をもらっていても64.0%の学生が「就職活動継続」と答えている。「就職活動継続」と答えた学生の全体に占める比率を計算すると35.1%である。これに「内定なし」と答えた学生の比率45.1%を足すと、80.2%である。なんのことはない、6月1日時点で就職活動終了の学生は「意識高い系」でも2割弱という数字になる(もっとも6月前半に本格的に内定を出した企業はかなりの数になると思われます)。

 親が子どもの心配をするのは大変結構なことだけれども、せめて7月半ばくらいまでは、子どもをせきたてるのは控えたほうが良さそうだ。7月22日には、ぐんま暮らし支援センター就職サポートデスクもオープンするし。←宣伝になってしまいました。

 ただ、6月下旬に個別会社説明会を予定している会社も少なくないので、「持ち駒」がなくなりそうな学生は早めに申し込みをしておいたほうがよさそうだ。