ぐんま暮らし支援センター就職相談窓口

Gターンyour turnぐんま暮らし支援(Gターン)センター就職相談窓口はJR有楽町駅近く東京交通会館8階に開設されました

「Gターン」ということ

 まだ、Gターンという言葉は、初めて聞いたという方が多いと思いますが、群馬県の頭文字GとU・Iターンを合成し、群馬県へのUIターン就職という意味を込めて作られた言葉です。早くは秋田県がAターン、福島県がFターンという言葉を編み出し、それに倣って群馬県の場合はGターンというようになりました。

 2010年代始め頃から、鳥取県を皮切りに、大学との間でU・Iターン就職支援協定を結ぶことが行われるようになりました。出身地とは別の県外大学に進学した学生をできるだけ多く呼び戻そうという狙いです。その後、人口減少をくい止めるための対策としてこの支援協定締結を採用する県が徐々に増加します。群馬県の場合は、個別の大学と協定を結ぶのではなく、できるだけ多くの大学を支援しようということで、UIターン就職支援の会員制度を設け、これに大学に加盟してもらうということになりました。そこでこの会員制度をなんと呼ぶかということになり、秋田県福島県の例を参考に、「Gターン倶楽部」と命名したわけです。2013年のことです。これが、Gターンが最初に使われた例になります。Gターン倶楽部には、2016年4月1日現在首都圏を始め、関西圏、名古屋圏そして群馬県の113大学・短大が加盟しています。

 2015年には、地元紙の上毛新聞が、群馬県にU・Iターン就職した人を取り上げた連載記事を掲載しましたが、そこでも「Gターン」が使われています。徐々にGターンという言葉は広がりを持つようになっています。

 当初から予想されていことではありますが、2015年始め頃から岐阜県の一部の方もGターンを使い始めました。でもやっぱりGが似合うのは群馬県でしょう。なお念のために申し添えれば、Gターンはジャイアンツ(読売巨人軍)ファンを離れた人が再びジャイアンツファンに戻ることを意味しておりません。