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ぐんま暮らし支援センター就職相談窓口

Gターンyour turnぐんま暮らし支援(Gターン)センター就職相談窓口はJR有楽町駅近く東京交通会館8階に開設されました

衝撃の事実!神奈川、埼玉、千葉が群馬より貧しい訳

地域再生・地方創生 よしなしごと

   Gターンyour turnぐんま暮らしの群馬駄右衛門生活(ぐんまだえもんなまかつ)です。

 といっても1人当たり県民所得のお話です。先ごろ、平成25年度の県民経済計算が発表されましたが、1人当たり県民所得は群馬県が3054千円なのに対し、神奈川県は2972千円、埼玉県2859千円、千葉県3019千円と軒並み群馬県を下回ります(全国は3065千円で、東京都は4508千円です)。ランドマークタワーがある神奈川も、越谷レイクタウンがある埼玉も、東京ディズニーリゾートがある千葉も、群馬には敵(かな)わないのです。言い過ぎかもしれませんが、数字上は、群馬県より貧しいという事実は動かせません。

 原因は何か。昼夜間人口比率を見れば一目瞭然です(群馬県内市町村の昼夜間人口比率は7月2日にアップした記事にあります)。

 夜間人口(住んでいる人)100に対する昼間人口の比率(平成22年国勢調査の数字)、群馬県は99.9でほぼ100なのに、埼玉県88.6、千葉県89.5、神奈川県91.2と何れも100を大きく割り込んでいます。つまり、昼間は県外の会社や学校に通勤通学する人がとても多いということです。所謂、「神奈川都民」、「埼玉都民」、「千葉都民」が多いのです。逆に、東京都の昼夜間人口比率は118.4と昼間の人口は夜間の約1.2倍です。23区に限れば130.9です(オフィス街の千代田区は1738.8、中央区は493.6、港区は432.0というブっ飛んだ数字です)。

 昼は東京の会社や工場、お店で生産活動に励む神奈川県民、埼玉県民、千葉県民が多いのに、住んでいる県の1人当たり県民所得を計算するときは、「県民所得÷総人口」の分母にカウントされます。反対に勤め先の東京都の県民所得を計算するときは分母に含まれない人々です。満員電車に揺られながら、東京都の1人当たり県民所得の引き上げに奉仕している訳です。この3県の人たちは、休みの日には(休みの日でなくても)東京のお店で買い物や外食をする人が多いでしょうから、東京都の小売業、サービス業の生産活動にも貢献しているわけです。ルクセンブルクの1人当たりGDPが、世界で断トツナンバーワンなのは、周りの国から沢山の人たちが働きに通勤してくるからですが、その構造と同じです。泣くな神奈川!、泣くな埼玉!、泣くな千葉!